秋の音楽映画特集!!
心が沸くような映画をあなたに
今日もとうかです。
最近はとことんポケモンユナイトに打ち込んでおります。
さてさて、秋は芸術の秋、食欲の秋など色々ありますが、今回紹介するのは聞いてるだけでワクワクドキドキ、元気をもらえるミュージカル映画たちです!
一つのジャンルを2作品に絞って紹介するのは初めての試みで、厳選にかなり悩みました😒
ミュージカル映画って当たりはずれが激しくて、かなり好き嫌いも分かれる映画だと思います…
ストーリーと歌要素の配分が不自然だと、「え、突然歌い始めるじゃん何こいつ…」みたいに引きの感情の方が勝ってしまったりしますよね😢
そんな難しいジャンルの中から選んだ『心を動かされた映画』✨
ご紹介致します。
【グレイテストショーマン】製作期間9年!?地上最大のショー
ジャンル:ミュージカル/ロマンス/ヒューマンドラマ
あらすじ
19世紀の興行師P・T・バーナムは、妻と娘たちを幸せにするためにこれまでにないゴージャスなショーを作ろうと考える。
人と違う見た目や、社会的マイノリティとされてきた人々を集め、サーカスで大成功を収める。
しかし、有名になればなるほど、彼のショーや彼自身に対する批判の声が高まる。
家族を幸せにしようとショーの経営に専念するほど、妻との距離も離れていく。
転落と成功を繰り返すバーナムは、やがてそれらを管理しきれなくなるが…
※Wikipedia見て驚きました。制作開始が2009年、公開が2018。ということは製作期間に9年もかけてる…!?
間違ってたらすみません。でも本当にそれぐらいかかってそう。特にリテイクの数がエグそう。
感想(ネタバレ少)
P・T・バーナームは実在した興行師で、この映画もそれを元にはしていますが、内容はほぼオリジナルに近いです。
どうやらこの作品、批評家の間ではその辺でとても賛否両論になっているそうで、逆に何も知らないで見た観客からは高評価みたいです。
何故なら、この映画が純粋にミュージカルとしてのクオリティが高いから。
心が躍るような音楽と、キレッキレのパフォーマンスを見せられたら、それだけで映画として楽しむには十分です💪💪
なんか真面目な出だしになっちゃいましたが、いつものとうかが興奮状態で好きな映画の感想を垂れ流すお時間です。
始まってすぐ分かる。この映画ただものじゃない感
もうね。始まって1分とたたずに心を奪われました…
とうかは映像系の勉強をしているので演出、構図、カメラワークとかのことも普段から聞かされているのですが、
そういった視点から見てもこの映画はとにかく絵作りが素敵!
どう映したらかっこいいと感じるか、どう見せたら美しく感じるのか、どこで音楽を流したら観客は心を動かされるのか。
そういう人を楽しませるためのテクニックがこれでもかってぐらい洗練されてるんです。
「ここを一番良く見せたいから(100%)、ここは少し手を抜こう(60%)」…みたいな妥協
たぶん納期とかに追われがちなアニメとか漫画、または予算や時間が足りなかった映画とかだと、視聴者側もその妥協に気付く時がありますよね🤨
しかし、【グレイテストショーマン】にはそれを一切感じませんでした。
メインのミュージカルシーンは勿論。最初から最後までぶっ通しで90%以上のクオリティだと感じました。
そしてこれはミュージカル映画なので、「え、ここで歌い始めるの!?」っていうシーンが他の映画の比じゃないです。
でもそのノリにも後半は慣れてきて、むしろ「待ってました!」って気持ちになってきます。
とにかく、歌とパフォーマンスの力に圧倒される!
この映画のキャラたちは、口論、説得、心理描写など全てをミュージカルとして勇ましく、時に儚く、アクロバティックに歌い踊りまくります。
Youtubeで公開されてるミュージカルシーンのどれか一つでも是非見てみてください。
ストーリーを知らなくても、確かな高揚感は得られるんじゃないかと思います。
映画のテーマについて
この映画の主人公は、今までにないようなショーを作るために、社会的マイノリティたちを集めてサーカス団を結成します。
いわゆる、人種や、見た目が原因で差別されてきた人たちです。
そんな彼らが歌う、この映画を代表するかのような曲『This is me』は、まさにこのキャラ達が歌うからこそ、笑い者にしてきた奴らに何も言わせないような迫力と、同じように日陰者の経験がある視聴者側にも強い勇気を与える楽曲になっています。
しかし、意外にもこの社会的マイノリティたちの立ち上がる姿…はメインのテーマではなく、主人公と妻のすれ違いや、人種を超えてカップルになろうとする二人、本当に大切なもの、といったかなり深いヒューマンドラマ要素も含まれています😍
『真の芸術とは?』『真の幸せとは?』といったところに落ち着くようになっています。
『真の芸術とは、人々を幸せにするもののことである。』 by P・T・バーナム
とうかの性格的に、世間で大人気になったものを好きって言うのは好きじゃないんですが、今回は納得せざるを得ません。
映画を見てる自分は確かに音楽で気持ちが昂り、時に胸が熱くなりました。
地上最大のショーに拍手👏👏
【SING】歌いたいから歌う。必ずそれを見てくれる人がいる
ジャンル:アニメ映画/ミュージカル
あらすじ
コアラのバスターが劇場支配人を務める劇場は、かつての栄光は過去のものとなり、取り壊し寸前の状況にあった。
バスターは劇場の再起を賭け、世界最高の歌のオーディションの開催を企画する。極度のアガリ症のゾウ、ギャングの世界から足を洗い歌手を夢見るゴリラ、我が道を貫くパンクロックなヤマアラシなどなど、個性的なメンバーが人生を変えるチャンスをつかむため、5つの候補枠をめぐってオーディションに参加する。
しかし、オーディションのチラシに書かれた賞金は、手違いで100倍以上の金額が書かれていた。
支配人バスター自身も、それを知らないままオーディションを進めてしまい…
感想(ネタバレ少)
グレイテストショーマンの後にこれ!?ってなると思います。
とうかもそう思ってます。
音楽映画特集を組むにあたって、【ボヘミアンラプソディー】とか、【イエスタデイ】とか【シングストリート】とか色々見てみたんです。
でもとうかは洋楽はおろかQueenもビートルズもほとんど知らないので、『初見』で見る映画としてはあまり刺さりませんでした。
そんな中で候補に挙がったのが、数年前に軽く見て王道的に面白かったこちらのアニメ映画。
先述したグレイテストショーマンよりはだいぶ子供向けの内容とはなっていますが、(むしろグレイテストショーマンがだいぶ大人向けすぎるぐらい)
頭空っぽにしてなんとなく暇な時に、家族で映画を見たい時、純粋に楽しめる音楽映画だと思います。😂
話の途中で急に歌いだすみたいなことがなく、ラストのライブシーンでキャラクター達のストーリーを集約させたような素晴らしいパフォーマンスが見れます。
最大の見どころ ライブシーン
この映画のメインとなるオーディションの6人のキャラクターは、それぞれ歌が好きという共通点を持ちながら、そのセンスを発揮する機会に恵まれない動物たちです。
また、劇中で歌われる曲の大半は既存の名曲らしいのですが、とうかは全部知りませんでした😂
ライブパフォーマンスとキャラのストーリーを絡めた個性豊かなラストシーンには、それぞれに違った良さがあり、面白いです。
ちなみにとうかは字幕版/吹き替え版両方見たのですが、どちらもおすすめです。
吹き替え版だと歌を和訳してしまっているのでそこが苦手な方もいるかもしれませんが、
メインキャラクターの中には、【スキマスイッチ】【MISIA】といった日本の大物歌手もいて、特にMISIAの歌声が本家を超えてると言われてるぐらい素晴らしいです。
はい。ちょっといつもより長めの感想になってしまいましたが、どちらもイチオシの音楽映画です!
音楽が好きな方は是非ご覧になってみてください!✨✨
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