超絶可愛い女装メイドの居るお店
男の娘カフェ&バー NEWTYPE
営 業 日:月曜~日曜・祝日
営業時間:18時~23時 (金土は~翌5時)

5/16 コーギーの尻 天ぷらの鍋 こんなとこにいるはずもないのに

うゆです。明日はみおさん生誕。

 

 

今日は何もできなかった。
電車に乗れなくて、学校に行けず、約束を3つ破った。

 

 

2回忘れ物をして、チャリを漕いでいた人にすれ違いざま嫌な感じの横目で見られて、それでもう嫌になってしまった。

 

 

スマホを6割くらいの確率で家に置いてきてしまう。最悪スマホと定期と本があれば外出可能なのに、忘れるのは大抵その3つのうちのどれかだ。そして5分くらい歩いてからでないと忘れたことに気づかないというのもどうかしている。「スマホ 定期 本」と箇条書きした細長い紙を額に貼って、キョンシーみたいにピョンピョン跳ねながら生活するくらいでないとやっていけないところまで来ているのかもしれない。

 

 

忘れ物となくしものが異常に多い。大抵は定期券とスマホである。
ひどいときは1日に2回定期券をなくしたことがある。日々色々な警察署から電話がかかってくるし、よく分からない終点の駅に行かされることも多い。PASMO定期券を何度も再発行しているので、端末で私の履歴を確認したのか何なのか、東京メトロの駅員さんにひどく困惑されたこともある。

 

 

マイナンバーカードと定期券と学生証を1度になくしたときはなぜか実家の郵便ポストに届けられていて、同量の感謝と怖さが押し寄せてきた。怖さを感じるのは傲慢かもしれない。わざわざ家を調べて、しかも匿名で届けてくださった方にはただ感謝するばかりだ。

 

 

財布を落とすと警察署で入っていた金額を確認されるのだが、それが78円とかだったときはすごく恥ずかしかったし、お巡りさんもちょっと笑っていた。

 

ものをなくしたときは大体頭の中にフジファブリックや山崎まさよし、井上陽水らが現れて、「ないかな〜、ないよな〜♪」とか「いつでも探しているよ♪」とか「探し物はなんですか♪」とか好き勝手歌い始めるのでイライラする。

 

 

逆に落し物はよく拾う方だ。交番に届けるほどでもないようなものは近くの手すりとか段差とかに乗っけておくようにしているし、駅の構内なら必ず駅員さんに届けるようにしている。最近は道にシャチのぬいぐるみが落ちていて、そのまま持ち帰ろうか悩んだのだが、もとの持ち主が探している可能性を考慮して交番に届けた。その際、所有権を主張する欄に丸をつけておいたので、持ち主不明のまま数ヶ月がたったあとで警察署まで引き取りに行った。

おしゃべりで、口癖は「てゆーかー」

 

 

ただ、ここまでなくしものをするのには「どうせ返ってくるだろう」という甘えと驕りがあるのだと思う。日本だし、高価なものは大抵紛失しても何らかの保証みたいなものがあるのだと腑抜けた考えを持っているのだ。

 

 

その証拠に、高価だが落としたら戻ってこなそうなものや、友人から貰った大切なものなんかは結構なくさずに持っているほうだ。例えば、最近人からもらった13000円くらいのちっこいコームは毎日持ち歩いている割にまだ私のカバンの中で元気にはねているし、親友でもありサークルを一緒に運営していた幹事長からもらったサークルのロゴ入り栞は長く使ってボロボロだがまだ健在だ。これは一品ものなのでなくすわけにはいかない。何度もなくしかけてはいるのだが、同じ数だけ奇跡的な再会を果たしている。

 

 

栞、といえば、私は本を何冊も同時並行して読むタイプなので一度にたくさんの栞が必要になるのだが、Newtypeでお給仕を始めてチェキに縁が出来てからはそれを栞として使うようになった。チェキをもらって「栞にします」と言うと困惑されることもあるのだが、私にとって栞とは大抵毎日複数回は顔を合わせるものなので、持ち物の中では結構親密な関係を結ぶものだ。Newtypeの辞めてしまった(ほぼ)同期のものや、シャングリラのメイドさんのイヴェントのときのものなど、重宝して使わせていただいている。

 

 

それにしても今日は本当に何もできなかった。
家の外では国道で車が走ったり止まったりを繰り返し、窓越しの空は無情にも粛々と暮れてゆく。部屋は音もなく翳って昼の終わりを諦めたように受け入れ、その隅に乱暴に脱ぎ捨てられた服の抜け殻の上で、素晴らしいものになるはずだった一日の予感が光を失い死んでいくのが見える。
どうしようもなく振り絞った溜息だけが私の所有する体の確かな実感として感じられた。若い日の時間がどん詰まりの部屋とともに腐敗する。私は夜の来訪に怯え、その先に再びめぐり来る朝の気配を憎んだ。奇妙にも痛みのない体がベッドから5cmくらい浮遊し、夜光虫みたいにぼうっと光ってそれから軽く痺れだした。時間の船に乗って通過してゆく窓の外を横目に見ながら、私はどこまでも一人で寂しかった。

 

 

 

 

今日のアルバム
cero『Obscure Ride』

 

洗練されたシティポップのニュアンスを基調としながらも、うだるような生命感が静かにほとばしる一枚。
熱帯夜のファミリーレストランで滅茶苦茶に混ぜまくったドリンクバーの一杯を一息に飲み干した後に残る、セイロン紅茶に似た不思議と爽やかな後味のようだと思う。

 

 

 

 

 

ういなさん生誕。

ういなさんは藤井聡太の夢女子をしている。

 

明日。

みおさんの小学校は昼休みが2時間半あった。

 

クラウドファンディング。

お金が集まったら、Newtypeで犬を飼います。