超絶可愛い女装メイドの居るお店
男の娘カフェ&バー NEWTYPE
営 業 日:月曜~日曜・祝日
営業時間:18時~23時 (金土は~翌5時)

休業期間中60日間に観た映画 60作

 

うゆです。

ぜ、全然土佐出身なんかじゃないぜよ。

 

お休みをいただいている間、基本的には1日1本のペースで映画を観続けていました。通常なら1年に大体150〜200本くらいの映画を観ていることを考えるとこの期間はちょっとハイペースだと言え、それに伴って毎日観るものを決めるのが面倒になってしまいそうだったため、今まで見逃していた有名作にもぼちぼち挑戦してみることにしました。そのため、割と名作の目立つ一覧になっております。

 

また、せっかくなのでそれぞれ「超個人的ベスト5」と「おすすめベスト5」のランキングも作成しました。私は好みがかなり偏っているので、完全な独断によるランキングと人におすすめしやすいランキングは別にしました。最後まで見ていってくださいね☆

 

 

 

一覧(数字は観た順番です。)

 

1『ヒルコ 妖怪ハンター』 塚本晋也

2『風が吹くまま』アッバス・キアロスタミ

3『街の灯』チャールズ・チャップリン

4『武器人間』リチャード・ラーフォースト

5『家族ゲーム』森田芳光

6『砂の器』野村芳太郎

7『イレイザーヘッド』デヴィッド・リンチ

8『13回の新月のある年に』ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー

9『すずめの戸締り』新海誠

10『海獣の子供』渡辺歩

11『リトル・ブッダ』ベルナルド・ベルトルッチ

12『ダムネーション』タル・ベーラ

13『青い春』豊田利晃

14『こねこ』イワン・ポポフ

15『TRICK ラストステージ』堤幸彦

16『トレインスポッティング』ダニー・ボイル

17『ギルバート・グレイプ』ラッセ・ハルストレム

18『奇談』小松隆志

19『オーシャンズ11』スティーヴン・ソダーバーグ

20『オーシャンズ12』スティーヴン・ソダーバーグ

21『オーシャンズ13』スティーヴン・ソダーバーグ

22『食人族』ルッジェロ・デオダート

23『オーシャンズ8』ゲイリー・ロス

24『グラン・トリノ』クリント・イーストウッド

25『菊次郎の夏』北野武

26『リング』中田秀夫

27『ロッキー』ジョン・G・アヴィルドセン

28『座頭市』北野武

29『スパイダーバース』複数人

30『アクロス・ザ・スパイダーバース』複数人

31『セブン』デヴィッド・フィンチャー

32『動物界』トマ・カイエ

33『万引き家族』是枝裕和

34『ニーチェの馬』タル・ベーラ

35『マイ・ブロークン・マリコ』タナダユキ

36『ドライブ・マイ・カー』濱口竜介

37『アイム・スティル・ヒア』ウォルター・サレス

38『ペルソナ』イングマール・ベルイマン

39『野いちご』イングマール・ベルイマン

40『ライフ・イズ・ビューティフル』ロベルト・ベニーニ

41『冬の旅』アニエス・ヴァルダ

42『栄光のヤキニクロード』水島努

43『めくらやなぎと眠る女』ピエール・ピエール・フォルデス

44『華氏451』フランソワ・トリュフォー

45『トーク・トゥー・ミー』フィリッポウ兄弟

46『ダウン・バイ・ロー』ジム・ジャームッシュ

47『ストップ・メイキング・センス』ジョナサン・デミ

48『音楽サロン』サジタット・レイ

49『パルプ・フィクション』クエンティン・タランティーノ

50『メメント』クリストファー・ノーラン

51『戦場のピアニスト』ロマン・ポランスキー

52『大脱走』ジョン・スタージェス

53『コーヒー&シガレッツ』ジム・ジャームッシュ

54『狼たちの午後』シドニー・ルメット

55『アングスト』ジェラルド・カーゲル

56『天国の日々』テレンス・マリック

57『天国と地獄』黒沢清

58『レザボア・ドッグス』クエンティン・タランティーノ

59『美しき仕事』クレール・ドニ

60『唯一、ゲオルギア』オタール・イオセリアーニ

 

 

 

 

 


超個人的ベスト5


⑤『ダウン・バイ・ロー』ジム・ジャームッシュ/アメリカ/1986年

 

ベニーニちゃーん!

はーい!

何が好きー?

チョコミント!よりもジャームッシュ!

 

 

I scream “ice cream”!!

と叫びながら牢の中をぐるぐる回り続けるシーンをはじめ、ジャームッシュが白黒の画面の中で構成するオフビートの不思議なリズムは観るものをいつの間にか虜にし、どこか気の抜けた笑いと確かな喪失感をもたらす。どうしようもない男たちのどうしようもないロードムービーはやっぱりなんの予感も抱かせぬまま終わりを迎え、そこにはどうしてか長い夢を見たあとのような、行き場のない愛情だけがふわりと浮かんでいる。

 

 


④『風が吹くまま』アッバス・キアロスタミ/イラン/1999年

 

視聴方法:UNEXT

アッバス・キアロスタミ監督が意地悪なまでに繰り返す単調な運動とその画面は、映画内時間を際限なく引き伸ばし、私たちの呼吸をも指揮してしまうようだ。しかし間違いなく私は映画を観たのだと、いやそれ以上に私は作品と確かに同期し、登場人物たちと同じ景色を見、同じ音を聴き、同じ匂いを嗅いだのだと、そのような実感を与えてくれる映画であることは間違いないだろう。目を閉じればまだイランの赤土が目の奥にちらつき、それを埋め尽くす麦穂の太陽のような煌めきは視覚を飛び越えて私の心を焼き尽くしてやまない。

 

 


③『ドライブ・マイ・カー』濱口竜介/日本/2021年

 

視聴方法:UNEXT

 

「僕たちは、正しく傷つくべきだった。」

村上春樹の原作小説を不世出の鬼才・濱口竜介が独自の解釈をもとに映画化。約180分という長尺ながら、静と動の見事に混じりあったキャメラの運動、完璧に調整された映画音声の重なりがその不快さを全く感じさせない。むしろ、映画に深く、深く潜っていって、登場人物たちの心を映画の水底からじっと眺め続けていたいような気持ちになる。その本質に寡黙さを纏わなければならなかった人々がやがておずおずと口を開くとき、そこに発生する鮮やかな語りの交歓は、過去に対して固く閉ざされた眼を再び開く端緒を切る。 

 

 


②『ニーチェの馬』タル・ベーラ/ハンガリー/2012年 

 

視聴方法:DVDレンタル

 

巨匠タル・ベーラによる長編。スタイリッシュな画面構成と引き算の美学に裏付けられた長回しの持続する快感は見事というほかなく、極めて単調な展開が新たな世界の始まりをも予感させる巨大な生き物の深く長い呼吸のようにすら感じられる。起床し、靴を履き、蒸した芋を食い、馬の調子を見る。暴風の吹き荒れる終末の7日間、淡々と描かれる父子の孤絶した生活には、確かに生きる存在としての人の不屈の営みが燃え続けている。

 

 


①『美しき仕事』

クレール・ドニ/フランス/1999年

 

視聴方法:ザ・シネマ・メンバーズ

 

タルコフスキー作品とフェリーニ作品しか並ばない私のオールタイムベスト入りにすら食いこんでしまうほどの作品。去年の秋に早稲田松竹で観たときは半分くらい寝てしまっていたので、この映画がもつ圧倒的なパワーに気づかなかった。

ジブチの狂気的なまでに単調な色彩の中に、兵士たちの均質に整った肉体の運動が圧倒的な存在感と神秘性をすら醸し出している。実存として自由な存在であるはずの人間は、なぜ却って自由の中にこそ本能とは相容れない苦悩を見出してしまうのだろうか。ある男が愛と服従の甘美な信仰の果てに失った不自由の物語。永久凍土の100倍冷ややかなキャメラが映し出す人間の気高い実存はそれでも私たちの魂を揺さぶって止まない。映画史に残るラストシーンのダンスは圧巻の一言。

 

 

 

 


おすすめベスト5


⑤『砂の器』

野村芳太郎/日本/1974年 

 

視聴方法:UNEXT

 

松本清張をして原作越えと言わしめた傑作ミステリー。日本の近代史が抱える差別の闇と、それに単身立ち向かう親子の力強い愛情が、恩讐に満ちたひとつの殺人事件の真相とともに浮かび上がってくる。この時代の邦画独特の色彩にダイナミックな音楽が合わさって圧倒的な完成度を誇る。事件を追う刑事の執念や、日本の原風景の美しさも見どころ。

 

 


④『パルプ・フィクション』

クエンティン・タランティーノ/アメリカ/1994年

 

視聴方法:UNEXT

 

映画的な快感を詰め込めるだけ詰め込んで、そのうえで『パルプ・フィクション(与太話)』と言ってしまえる豪胆さ。サスペンスとバイオレンスの限界を模索し、行き過ぎてちょっと伝説になっちゃった映画。言わずもがなの面白さ。

 

 


③『家族ゲーム』

森田芳光/日本/ 1983年 

 

視聴方法:UNEXT

 

受験戦争、核家族。昭和日本の家族が内包する無気力感とそれに迫り来る危機とを、イカれた家庭教師がしっちゃかめっちゃかに掻き回して帰っていく映画。横一列の食卓のシーンに代表される不自然な無関心が居心地の悪い浮遊感を生み、作品全体の唯一無二の空気感を作っている。エンディングの家庭教師の暴走シーンが異様に面白い。

 

 


②『ライフ・イズ・ビューティフル』

ロベルト・ベニーニ/イタリア/1999年

 

視聴方法:UNEXT

 

俳優ロベルト・ベニーニ制作の映画。同じくベニーニ演じる男の馬鹿馬鹿しくも温かい愛情が、ホロコーストの為す術ない暴力に打ちのめされながらもなお力強く立ち上がる様はまさに人生の哀しさと美しさを体現しているだろう。ひと握りの喜劇は有無を言わせぬ悲劇に打ち勝つことはできるのだろうか。人間存在の底力を問う。

 

 


①『菊次郎の夏』

北野武/日本/1999年 

 

視聴方法:DVDレンタル

 

「おじさんの名前は?」

「菊次郎!」

主題歌である久石譲の「summer」があまりにも有名な今作。バイオレンスばかり作っている武が不器用な愛に溢れたロードムービーを描く。武演じる菊次郎があまりにめちゃくちゃで笑ってしまう。彼の持ち味はあらゆる場をコントのステージに作り替えてしまうことであり、そしてそれを意地悪く俯瞰してメタ的な笑いをすら引き起こしてしまうカリスマ性にあるだろう。暴力と笑いは紙一重だが、愛と笑いもまた紙一重だ。それじゃあ暴力と愛は紙二重なのか、あるいは全く同じものなのか。人が正しく愛を知ることはどうしてこんなに難しいのだろうか。

 

 


これで終わり。皆さんのすきな作品や気になる作品はありましたか?ぜひ挑戦してみてくださいね!

 

 

 

今日のアルバム

今回は最近私が聴いている曲のプレイリスト100曲です。ロックや映画音楽を中心に、ジャズやアンビエント、クラシックをひとつまみ。

 

はじめはリアム・マッケイのスロウコアから。

ロックと映画音楽を2軸とし、前半にクラシック・ロックからハード、グラムロック。中盤にオルタナをはさんで映画音楽を固め、後半にアンビエントやテクノ、ハイパーポップを混ぜながら日本のインディーズ系サイケ、オルタナロックへと移行。随所にクラッシックやジャズを散りばめて網羅的なプレイリストにしています。まあ順番は適当なんですけどね。縦軸、横軸を成すロックと映画音楽のvital、そこから枝葉のように広がるfieldから成っています。